ヘナ染め歴かれこれ14年になるわたし(「ヘナ愛」管理人)は昨年2022年、ヘナ100%染めをした回数は29回(*残ったヘナでバスタイム時放置のヘナ染め回数も含む)。うちプロヘナ5回。平均12日に1度染めたことになります。
使用したヘナ100%はインド産、モロッコ産、沖縄産。メーカーは10社以上になります。
今年はインド産ヘナ、アメリカ産ヘナ、沖縄産ヘナとすでに3回目(インスタでアップ中)。すべて100%ヘナです。ヘナだけでこれくらい濃くなっていくということをお伝えしたいのもあって、すべてヘナ100%染めにしています。
ヘナ染め色はヘアカラー色と比較できないオリジナルオレンジ
ヘナはよく「(白髪が)オレンジに染まる」と表現されます。「オレンジ」という色を聞くとかなり明るい感じがわたしはします。
オレンジ色の説明は、赤色と黄色の間の色で「暖かい、明るい、陽気、親しみ、元気、健康、家庭的」といったイメージで紹介されます。
英語の「オレンジ」を日本の伝統色でいえば「橙色」。「ヘナが柿色に染まった」と聞いたことはありますが、「ヘナは橙色」とはあまり聞きませんね。
「伝統色のいろは」サイトで「橙色」について、以下のようにあります。
橙色とは、熟れた橙果皮のような鮮やかな黄赤色のこと。色名が生まれたのは比較的に新しく明治以降。『蜜柑色』は同色で、ほとんど区別されていない。『赤』と『黄色』の中間色にあたり、英語の『オレンジ』に対応する色。
みかん色と一緒というと、ますます明るいイメージを受けます。
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100%ヘナ染めの繰り返しでこんなに濃くなる・・ダークオレンジ
わたしの場合、白髪はこめかみ、生え際に多く、そのあたりの白髪率は30%は超えているでしょう。もっとかな・・・? 後頭部、後ろはそれほどでもありません。
ヘナはオレンジになると言いますが、回数を重ねているのでオレンジと表現するのは違うかな? ダークなオレンジ、深みのあるオレンジ・・・。
ヘナって個々人、他と同じにならない「オリジナル染め」ですね。髪の質も白髪率も毛染め歴もそれぞれ違うからそれは自然なことなのだけど、均一染めのヘアカラー、脱色して色をのせるヘアカラーに慣れているとなかなかわかりにくいかもしれません。
白髪率ほぼ100%、ブリーチした髪にヘナ染めすると「オレンジだなあ・・」と思いますが、それは、オレンジ1色で見ているからなのかな・・・。
この感覚、ヘアカラーとつい比べている感覚からきているのかもしれません。
ヘナとヘアカラーはまったく別物、別メニュー。均一の色を求めて色がきっちりと定まらないのをデメリットと感じるか、わたしのように変化を楽しむか・・・でもまた違ってきます。
赤と黄色のセロハンを重ねてみた!
オレンジ色(橙色)は赤と黄色の中間色。ヘナ染めの繰り返しはオレンジのセロハンを何枚も重ねていく感じだと聞いたので、どんな感じなのか、セロハンを重ねてみることにしました。
小学校の頃、セロハンを重ねて色をつくっていたのを思い出しました。ダイソーで買ったカラーセロハン(赤、ピンク、青、緑、黄の5色)はオレンジ色のセロハンがないので、赤と黄色の重ねにしてみました。
1枚重ね(赤と黄色のセロハン1枚ずつ)から4枚重ねまでしたところ、2枚重ね、3枚重ねでも若干違っているのが肉眼では感じられますが、写真ではわかりにくいようです。でも、1枚重ねと4枚重ねくらいだと違いが出ていました。
わたしもこんな感じで徐々に濃くなっていった感じです。
セロハン工作を楽しめました。今度はオレンジセロハン1枚で試してみようっと。
1000倍顕微鏡で見たヘナ染め髪
生え際、後頭部、頭頂部よりちょっと前側を1000倍顕微鏡で撮影してみたところ、生え際はオレンジの髪がやはり多く写っていました。
この1000倍顕微鏡もスマホにWi-Fiでつないで簡単にその場で見えるので、「白髪、ヘナでこんなふうに染まっていますよ~~~!」とお客様に見せてあげるとわかりやすいかもしれません。毛穴もみえますよ!!
だんだん濃くなっていく色の変化を楽しんでいますが、それ以上に、さらさらのトリートメント効果がすごく癒しになっています。こっちもヘナのおかげ!