セルフヘナを続行中。今年2023年から毎月、「ヘナ染め」月記をアップしていきます。
昨年2022年の「ヘナ100%染め」回数は29回。うちプロヘナ5回。使用したヘナ100%はインド産、モロッコ産、沖縄産。メーカーは10社以上でしたが、今年はいかに?
「白髪がオレンジになる」ヘナを継続的に染めるとどんな色になっていくのか? トリートメント効果はどうなのか?をお伝えしたいのもあって、わたしの場合、ヘナ100%染めを続けています。
使用ヘナは、メーカーがヘナ100%として販売している商品です。比較もできるので、1000倍顕微鏡でヘナ粉を撮影していきます。ショートなので基本ヘナ50グラムで染めます。
【わたしの髪の履歴書】
「ヘナ愛」管理人の山中登志子・女性・56歳・ヘナ歴13~14年・白髪率30%くらい? 生え際、こめかみあたり白髪多し。後ろはそれほどでもない。髪は細毛、毛量少な目。天然パーマでかるいウェーブあり。2017年から1年ちょっと円形脱毛症経験。25年間ショートヘアスタイル
⓵セルフヘナ(2023年1月9日) インド産ヘナ
エコヴェーダ 2 0 1 9 オーガニックハーバルヘアカラー オレンジ(ラクシュミー)*インド産
【使用ヘナ】
エコヴェーダ 2 0 1 9 オーガニックハーバルヘアカラー オレンジ(ラクシュミー)
2023年最初の「ヘナ染め」はじめはインド産ヘナ。50gのヘナを100メッシュのふるいにかけて、ふるいを通ったヘナでペーストをつくってみました。ふるいをかけるにも30分以上かかります。粉が飛ぶのでビー玉をいれてふりました。
ふるいを通ったヘナと通らなかった残留物(不純物)のグラムを測ります。今回は50g中残留物は2g(ふるいも手動なので誤差はあると思います)。そして、残留物(不純物)を水、お湯で溶かして色がどうなるかをチェック。残留物(不純物)は1000倍顕微鏡でチェックします。これとふるいにかけていないヘナを比較します。
50gでもふるいをかけるのに時間がかなりかかるのだけど、各メーカーのヘナを定期的にふるいにかけています。とくに、微粒子、細かいメッシュをうたっているヘナ商品はどうしても気になってしまう性分なので・・・。あと、はじめて使うヘナ、宣伝に疑問をもつヘナなども。
今回わかったのは、100メッシュのふるいで50gを通すのもけっこうたいへんだということ。
メッシュをあげる(細かくする)機械化も高度なことだと聞いて、ヘナメーカーがうたっているメッシュ数、インドサイドが言っているメッシュ数をそのまま信じているのなら困った話だなと思いました。ここは今後もしっかりチェックしていきます。
ふるいを通ったヘナを指定分量のお湯で溶いたら、かなりゆるめペーストに! 溶きやすいし、塗りやすかったです。でも、これだとふだん使いの使用には参考になりにくいので、次回はそのままペーストにする予定。
放置時間今回は4時間半。わたしの白髪部分はオレンジというよりもダークオレンジ。初のバック自撮り(リモコン押し)に成功。これ、けっこううれしい。
②セルフヘナ(2023年1月15日) アメリカ製ヘナ
Rainbow Research レッド(レインボウリサーチ)*アメリカ製
【使用ヘナ】
Rainbow Research レッド(レインボウリサーチ)
生産国:アメリカ製 成分:レッドヘナ-ラソニアイネルミス
今回は生産国アメリカのヘナ。丸いプラスチックの容器に113グラム入り(4オンス)。アメリカヘアカラー部門でもトップセラーと宣伝されているヘナ「レインボー」シリーズには13種類(ダークブラウン、ミディアムブラウン、ライトブラウン、ブラック、レッド、マホガニー、ワインレッド、コッパー、シェリー、マリーゴールドブロンド、ブロンド、ストロベリーブロンド、ニュートラル)あり。ヘナ染めをしている知人からもらったヘナで、はじめて試してみました。
今回も50gのヘナを100メッシュのふるいにかけて、ふるいを通ったヘナでペーストをつくってみました。今回は50g中残留物は3g。不純物をとったので、今回もペーストはなめらか。
放置時間2時間半。
先週から1週間もあいていないヘナ染めになったので、白髪はまだ見えず、オレンジ髪もかなり濃くなってきています。髪もあげずに、そのままで見るとそれほどオレンジはわからず。でも、前髪、生え際はかなりの白髪率。
写真がぼけてる・・・ ごめんなさい。
③セルフヘナ(2023年1月24日) 国産・沖縄ヘナ
美らヘナ(エムテック)*国産
1月23日に参加した福岡「ヘナ塾」(エムテック主催)でいただいた熟成「美らヘナ」でのヘナ染め。シャカシャカとマルチシェイカーでつくる簡単ヘナペーストと違って、なめらかなめらか~~~。
ミキサーで30分攪拌、熟成30時間超のヘナはチョコレートフォンデュのようになっていました。
母に染めるヘナはここのところ沖縄産「美らヘナ」オンリー。その母も「いつものヘナとなめらかさが違う」と言っていました。
さらにとっても塗りやすい。しか~し!! 母のヘナ盛りも「ヘナ塾」で「らせん状」にと教わったのに、直線になってしまった・・・。まだまだ未熟な美容師です。今回のヘナ分量はたっぷりの100g以上。
放置時間4時間半。
4時間半の放置でも夜中、おしっこがなんとなく緑色になっていました。夜中で写真を撮りそびれてしまったけど、いままで8時間以上放置でおしっこが色づくと言われていたので驚き。
ヘナの染まり具合の目安ともなる「ローソン量」が「3.2」といった検査結果が出ている「美らヘナ」だからか? インドヘナのローソン量は「1.●●」で「2」台はほぼ見かけない。かなりのデトックス気分。
「美らヘナ」に出会ったのが2020年3月31日。もうすぐ3年になります。1000倍顕微鏡で見た「美らヘナ(エムテック)」は抹茶そのもの。この色も3年前より深まってきた感じ。
白髪が多くオレンジに染まっている部分を1000倍顕微鏡で撮影すると、オレンジがよくわかる~~~。写真は生え際あたりです。
ヘナ100%を続けるとかなりのダークオレンジになります。かなり色濃く仕上がりました。
さて、来月はどこのヘナで染めようか・・・