「ヘナ愛」メーカーと「買ってはいけない」ヘナ商品

ヘナちゃんの「ヘナ愛」 50歳で美容師
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「ヘナ愛」サイトのメーカー掲載の基準をお伝えます。「ヘナ愛」メーカー基準になります。

基準をご覧の上、ピンときたメーカーのナチュラルヘナ商品でヘナライフを楽しんでいきましょう。一緒にホンモノの「ヘナ」で美髪、健髪を取り戻しましょう! 手に入れていきましょう!

*長い記事なので、結論を知りたい方は次からお読みください。

  1. ヘアカラー主体の美容学校&メディア、サロン
    1. 美容学校課題で教わったのは「ヘナは現在あまり使われていない」
    2. NHKが伝える「ヘナ」のネガティブ寄り情報、メディアリテラシー
    3. ヘアカラーが髪のトラブルになっている!
    4. 消費者の最大の力「買う、選ぶ」&「買わない、選ばない」
  2. 「ヘナ愛」メーカー基準(2022年11月3日現在)
    1. 「ヘナ愛」メーカーとする4つの基準
    2. 1)「化粧品製造販売業許可」を取得している
    3. 2)100%天然成分をうたっているヘナ商品でも成分検査を定期的にしている
    4. 3)私(山中登志子)によるオリジナル「ヘナ検査」をクリアしている
      1. ほんとに超微粒子400メッシュヘナ? 顕微鏡でピクラミン酸が見えるかも?
      2. オリジナルグッズ~100メッシュふるい、1000倍顕微鏡、ビー玉
        1. 「ヘナ」を100メッシュふるいにかけてチェック!
        2. 1000倍顕微鏡で「ヘナ」をチェック
      3. 「オリジナルヘナ」チェックでグレーだと感じたら・・・
    5. 4)<NG>美容師・理容師免許を持たない無資格者が不特定多数にヘナ施術をしている
      1. 無資格者のヘナインストラクターの施術は30万円以下の罰金
      2. ヘナを塗布する場所
      3. 無資格者によるヘナ塗布の解決方法は4つ
        1. 1)<ヘナユーザー向け>ヘナインストラクターに法律違反をさせない
        2. 2)<メーカー向け>美容師(理容師)免許を持つ人たちを「ヘナインストラクター」として雇う。
        3. 3)<メーカー&ヘナインストラクター向け>人頭にヘナを塗るのではなく、マネキンを使ってのデモ普及にする。
        4. 4)<ヘナインストラクター向け>わたしのように国家資格(美容師、理容師)を目指す。販売利益をよりあげたいのならなおさらです。
      4. 美容師、理容師はこの無資格違反問題に声をあげよう!
  3. 「ヘナ愛」で掲載されていないメーカーがまだまだある!
    1. 1)メーカー情報を入手できていない
    2. 2)個人サイトなので手が回っていない
    3. 3)ただいま、メーカーヘナ商品をオリジナル検査、成分分析中
    4. 4)「検討中」「多忙」などの理由から、取材&面談がペンディング状態
    5. 感謝を込めて・・・・
  4. 「ヘナ愛」メーカー (2022年11月3日現在) 

ヘアカラー主体の美容学校&メディア、サロン

美容学校課題で教わったのは「ヘナは現在あまり使われていない」

わたしが53歳で美容師になり、そして今回「ヘナ愛」サイトを立ち上げたのは、ヘナ100%のすばらしさを知ってもらいたい、髪がきれいになってほしい(美髪&健髪)、それも安全・安心できる「ヘナ」を使って・・・という願いからです。

過去に、インドヘナの”黒歴史”的な出来事がありました。「ヘナでもっと黒く染めたい」「ヘナももっとよく染めたい」という日本人の希望にそって、インド側がケミカル入りヘナを輸出してきました。自主回収にまでなって、「ヘナ染め」はめんどくさいだけではなく、かぶれる、危ない!といったイメージを持っている人がいまだにいます。

また、美容教育現場、メディア、多くのサロンもヘアカラー主体であって、髪の質、健康にとって決してよろこばしい環境とは言えません。

わたしが美容学校で学んだ教科書(「美容技術理論1」)で「ヘナ」のことが明記されていたのは、この部分だけ! 

「美容技術理論1」ヘナ
「美容技術理論1」(2016年発行)
「美容技術理論1」ヘナ

「古くから使用されてきたが、現在ではあまり使用されない」とある自筆は、通信課程の課題問題に出ていたコメントです。こんなネガティブインフォメーションでは、ヘナ染めの美容師になりたい!とは思わないでしょう。

美容室で「ヘナの色は何色がいいですか?」と聞いてくる美容師たちもいます。ヘアカラーにヘナを入れた”ヘナもどき”ですが、色メイン、ヘアカラー主体だとこういう発想になってしまいます。まだまだ「ヘナ愛」とは程遠い”ヘナもどき”商品が販売され、美容室でも使われているのです。

プロになった美容師&理容師でも知らないこと、知らされていないことが多いのが、ヘナの現状です。教育現場からしてこのような状態なのです。美容ディーラーも残念ながら不勉強です。プロ美容師でも「ヘナをするとパーマがかからない」と言っているのは、ヘナによる施術を知らないか、ヘナで髪が元気になってもらいたくないからか・・とすら思えてしまいます。

美容学校・理容学校でこそ「ヘナ講座」を開催してもらいたいです。髪の本質を学べるからです。

NHKが伝える「ヘナ」のネガティブ寄り情報、メディアリテラシー

一方、メディアはといえば、たとえばNHKで放映された「改善! 50代からの“髪悩み”」( 2022年3月4日放映)もヘアカラー主体(白髪ぼかしなど)で、根本的なカラーリングによる髪のトラブルには触れませんでした。それでも「ヘナ」の話が出たのでよろこんだのつかの間、おそらく「ヘナ」のことをよく知らない人にはマイナスイメージの印象が残ったことでしょう。

ヘアカラースペシャリストが「ヘナを使っているから白髪ぼかし(白髪染めではなく、黒髪と白髪の色の差をなじませるテクニック。おしゃれ染めヘアカラー)ができない」と言っていました。

これは、ヘナで髪が元気になっていることを暗に認めていますから、よくよく聞くと「ヘナで髪が元気になる」と言っているようにも取れます。でも、「ヘナ」「できない」という言葉がどうしても耳に残ってしまうですよね。ここが、「メディアリテラシー(メディアから得た情報を見極めるスキル)」になってきます。

白髪でも黒髪でも脱色しながら染める「ヘアカラー」と、髪の質を大事にして染める「ヘナ」とはまったく別のものということになります。

ヘアカラーメーカーのCMがあふれている民放地上波では、ヘナのメリット、デメリットがきちんと取り上げられることは難しいでしょう。これは、無添加せっけんのときにも感じたことです。圧倒的な合成洗剤情報の中で私たちは暮らしています。

なぜ、伝えられないのかといった「メディアリテラシー」が大事になります。CMリテラシーといってもよいでしょう。

ヘアカラーが髪のトラブルになっている!

ヘアカラーで傷めた髪に、さまざまなヘアケア商品をすすめ、さらに脱毛によるかつら・・・と笑えないような「ヘアケア狂騒曲」ともいえる、「負」のスパイラルが続けられています。

サロンでトリートメントなどで仕上げてもらって帰るとき、「きれいになりましたね?」と言われたのに、次にサロンに来たとき、なぜ「髪が傷んでいますね?」と言われなければいけないのでしょう。サロン時はカラー(色)、トリートメントの見た目での評価をし、来店したときは髪の質の評価に変わっています。

なぜ、女性にかつら愛用者が増えているのでしょうか?

それは、食生活、環境変化、ストレス、はたまた加齢(エイジング)だけでは説明がつきません。女性の髪トラブルはケミカルなヘアカラーが大きな原因になっています。

ダメージヘア
自分の髪に呼吸をさせてあげましょう。

ヘアカラーとヘナ染めはまったく違ったものだと伝えていかないといけないのだとも思っています。どちらにもメリット、デメリットがあります。

ヘナとヘアカラーのメリット&デメリット~「髪質」豊かなヘナ、「色」豊かなヘアカラー
ヘナにも、(ケミカル)ヘアカラーにもメリットとデメリットあり。天然か、 ケミカルか?  色が選べるか、選べないか? スローか、クイックか?  自然にやさしいか、河川を汚すか? 成分がシンプルか、ややこしいか? CMをよく見るか、見ないか? (注)ヘナ入りといっても酸化染料入りのカラー剤はケミカルヘアカラー。

消費者の最大の力「買う、選ぶ」&「買わない、選ばない」

企業はそれぞれの資本の論理で動いています。そんな中で、よりよいモノが広がって売れればよりよい社会になるとわたしは確信しているので、”美髪”の救世主となる「ヘナ」が全国に広がっていくことを願ってやみません。

しかし、全国にどれだけの「ヘナメーカー」があるのか、どれだけホンモノのヘナで施術している「ヘナサロン」があるのか、まったくもってわかりません。わたしも教えてもらいたい、知りたいのです。それを知りたくて「ヘナ愛」サイトを立ち上げたのもあります。

自然の植物染料「ヘナ」を取り扱っているヘナメーカーにもそれぞれ特徴、個性があります。販売方法、宣伝方法もいろいろです。

たとえばドトール、スタバといったコーヒーショップ選びにしても、財布を購入するにしても、価格、質、購入店、ブランド、日本製、外国製・・・それぞれ消費者の購買行動は違うはず。「なぜ、そこ(それ)を選んだの?」「それは、なんとなく・・・」といった空気感、直感もあるでしょう。

しかし「空気感」だけではわかりにくいので、「ヘナ愛」サイトでは「ヘナ愛メーカー」の基準を独自に考えました。

消費者は「買う」「買わない」という大きな力を持っています。よき企業を育てていく力を持っています。その力で、どんどん「ヘナ愛」が広がっていきますように!

「ヘナ愛」メーカー基準(2022年11月3日現在)

4つの基準をご覧の上、ピンときたメーカーのナチュラルヘナ商品で「セルフヘナ」を、「ヘナ愛」メーカーのヘナを使っているサロンで「プロヘナ」の技術を楽しんでいきましょう。

「ヘナ愛」メーカーとする4つの基準

基準理由
「化粧品製造販売業許可」を取得しているか?*ヘナは化粧品であって、雑貨商品ではない。
*ヘナメーカーが最終的な責任を負い、製品の安全管理を行なっている。必要に応じて製品の回収などを行なう責任あり。
100%天然成分(ヘナのみ、ヘナ以外にハーブを混ぜたもの)をうたっている商品でも、不純物、色素、酸化染料などの成分検査を定期的にしているか?*「安全基準」に対するスタンスがしっかりしているという信頼感、安心感。
「ヘナ愛」の私(山中登志子)によるオリジナル「ヘナ検査」をクリアしたか?*企業サイドの宣伝、提示物だけではわからないこともある。
*ケミカル入りヘナを輸出してきたインドの”黒歴史”から性善説には立てない。
美容師・理容師免許を持たない無資格者が、一般の人(不特定多数)へのヘナ施術(美容業行為)で報酬、そのほかの企業メリットを得ていないか?*美容師、理容師法違反にあたる。
*30万円以下の罰金

1)「化粧品製造販売業許可」を取得している

日本では認可された化粧品しか発売できません。ヘナは化粧品(染毛料)です。

薬機法(=医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)では、化粧品の製造販売に関して、化粧品製造許可、化粧品製造販売許可が必要になります。

  • 「化粧品製造許可」は化粧品(ヘナの)製造に関する許可
  • 「化粧品製造販売許可」は化粧品(ヘナの)販売に関する免許(*「製造販売元」は別会社で、「発売元」のみのヘナメーカーもあります)

化粧品ヘナの商品パッケージには、商品名、全成分(ヘナの場合、ヘンナ)、内容量、原産国、発売元、製造販売元などが明記されています。化粧品製造許可を受けていない業者が化粧品を製造することは違法になります。

かつてヘナは、雑貨として販売もされていました。化粧品ヘナと雑貨ヘナの見分け方は・・・製造販売元はどこ? 全成分表示はどうなっている? これで見分けがつきます。「カツラ用・マネキン用」といった表示も雑貨ヘナになります。

化粧品ヘナは直接髪、肌につけるので、「化粧品製造販売許可」を受けたヘナメーカーは安全性が求められ、商品に何かあったとき責任を持つことになります。

2)100%天然成分をうたっているヘナ商品でも成分検査を定期的にしている

日本のヘナメーカーの中には「インドのヘナ業者が天然100%」と説明を受けただけで成分分析も行なっていないメーカーも見られます。

*かぶれの原因でもある酸化染毛料「ジアミン類」入りヘナで真っ黒に染まります。これらが、美容室でヘナ染めとして出回っています。これらはヘナ入りケミカルヘアカラーです。ブラックヘナとも言われています。

*「ピクラミン酸」と呼ばれる染料が0.6%含有で、天然100%ヘナと同じようにオレンジに染まります。

日本人の要望「よく染まる」「濃く染まる」「早く染まる」にこたえようとして、インドのメーカー、バイヤーが勝手に、これらの酸化染毛料、染料を入れたケースもありました。「NATURAL」「100%PURE」ヘナであっても0.5~3%ほどの染料が含まれているケースがいままで確認されています。

ケミカル原料をほんの数%入れても「そんなの気にしなくてもいい」「天然100%に近い」といった、インド的なお国柄でもあるのです。

これがインドのヘナ”黒歴史”で、ヘナの評価を下げることにもなったのです。

第三者検査機関において、

  • 表示成分以外に化学(ケミカル)染料などが含まれていないか?
  • 重金属などの有害物質が含まれていないか?
  • 製品の衛生状態はどうか?   など

メーカーの定期的な検査は必須です。

3)私(山中登志子)によるオリジナル「ヘナ検査」をクリアしている

1)と2)の基準は、消費者、美容師、理容師のみなさまもヘナを使用する際、ぜひ、気にかけてほしい点です。

しかし、企業サイドの宣伝、提示物だけではわからないこともあります。

たとえば、オーガニック認証も製造ロットごとに認証を受けるものではありません。認証時(製品発売時)での認証であって、販売ロットで変更されることもあり得ます。また、任意の第三者機関による認証です。インドのお国柄を想像すると「オーガニックだから安全」と言い切れるものでもありません。

それよりも(というよりも「オーガニック認証」だけではなく)、第三者機関による定期的検査をしているヘナのほうが、わたしは信頼がおけると考えます。

ほんとに超微粒子400メッシュヘナ? 顕微鏡でピクラミン酸が見えるかも?

長年、わたしはヘナ100%商品を使っていますが、粉の質の違いを感じてきました。それを実感だけでは伝えづらいもどかしさもあり、ほんとに安全なのか? メーカーが言うことをそのまま信じていいの? と思うことがあります。しかし、1つずつ商品を成分分析に出すことも現実的ではありません。

自慢の自社製品を購入してもらうため、あるていどの宣伝、“お化粧“、盛ってしまうことはあるでしょう。しかし、厚塗り、盛り盛りはダメです。嘘、確信犯、誇大広告は「ヘナ」そのものの評判を下げます。期待を裏切る行為です。

*微粒子(粉のきめ細かさ)をうたっている商品がほんとうにそうなのか?
*酸化染毛料、染料などの不純物がほんとうに入っていないのか?

この2点についてメーカー情報ではなく、1消費者のわたしがどうチェックしていくかが課題でした。

そこで、目の細かいふるい(100メッシュ)、ビー玉、1000倍顕微鏡を使って、残留物、不純物を見分けていくことに行きつきました。

粉は300メッシュ、400メッシュだと宣伝し、いかに微粒子であるかを売りにしているヘナ商品もあります。そういったヘナは100メッシュふるいは簡単に通るはず・・・。通らなくてはおかしいです。

ピクラミン酸などの不純物が入っている場合、ふるいを通り抜けなかった残留物を水で溶かすとひょっとして色が出るかもしれません。不純物が顕微鏡で見えるかもしれません。

オリジナルグッズ~100メッシュふるい、1000倍顕微鏡、ビー玉

ふるいと1000倍顕微鏡
ふるい、1000倍顕微鏡、ビー玉
ヘナ染め後に顕微鏡で撮影した髪
1000倍顕微鏡でみた、ヘナ染め1日後のわたし(山中登志子)の髪の毛。ヘナで染まったオレンジがはっきり! 感動してしまった。

用意したオリジナルグッズは、100メッシュのふるい、1000倍顕微鏡、ビー玉。

わたしが今回、購入したのはこちら。ビー玉は100均。

”ヘナオタク”で美容師にまでなったわたしと一緒に、メッシュふるい、顕微鏡でヘナチェックを楽しんでみませんか?

「ヘナ」を100メッシュふるいにかけてチェック!

<方法>

  • ヘナ50gを100メッシュのふるいに入れ、粉が飛ばないようにビー玉をいれてふるいにかける。
  • ふるいを通ったヘナと通らなかった残留物(不純物)のグラムを測る。
  • 残留物(不純物)を水、お湯で溶かしてみる。
100メッシュふるいにかけたヘナ
100メッシュふるいにかけた「ヘナ」。ヘナは50グラム。
100メッシュふるいにかけたヘナ
100メッシュを通り抜けたヘナとふるいに残った残留物(不純物)。
1000倍顕微鏡で「ヘナ」をチェック

<方法>

  • パッケージから取り出した「ヘナ」を顕微鏡で見る。
  • 100メッシュふるいを通らなかった残留(不純物)を顕微鏡で見る。
顕微鏡で撮影したヘナ
1000倍顕微鏡で見た「ヘナ」
顕微鏡で撮影したヘナふるい後
1000倍顕微鏡で見た残留物(不純物)

「オリジナルヘナ」チェックでグレーだと感じたら・・・

オリジナル選別方法(100メッシュふるい、1000倍顕微鏡)で「これは100%ヘナではない」「400メッシュなんてありえない」、グレーだ! 限りなく黒だと感じ、詳細がさらに必要だと思った場合、分析センターにて検査を依頼します。

その上で残念な結果となった場合、監督官庁(厚生労働省、消費者庁)、行政、当該メーカーに報告します。ブログでも報告する予定です。

・・・といっても、個人ブログサイトなので、ヘナ100%商品からぼちぼち地道にやっていきます。

4)<NG>美容師・理容師免許を持たない無資格者が不特定多数にヘナ施術をしている

わたしは「ヘナ愛」を広げたいため、53歳で美容師免許を取得しました。美容師&理容師のみなさんから学びたい、連携したい、応援したいという思いがあるのとあわせて、美容師でもない、理容師でもない無資格者の「ヘナインストラクター」をしている人たちの存在を意識したのもあります。

ヘナを普及するには無資格者でもいいんだ!といった発言を聞いたことがありました。

ヘナの販売方法を消費者が選択できることはメリットでもありますが、免許を持たない人たちによるヘナ塗布は法律違反で、ヘナ普及にはデメリットです。ヘナを広めたくない人たちにとってはかっこうのネタになり得ます。

基本的に、首から上の美容技術を「業」とした場合、理容師または美容師の資格が必要であり、「ヘナインストラクター」という国家資格はありません。

美容師法では「パーマネントウェーブ化粧結髪等により容姿を美しくすることを業とするもの」を指し、ヘアカラー、ヘナ染めも美容の業に入ります(理容も同じく)。ヘナは化粧品(染毛料)です。

友だち、家族、恋人に毛染めをしてあげることはあるでしょう。日常的なサービスの対価として利益を得ているか、相手が不特定多数ということがキーワードにもなります。

無資格者のヘナインストラクターの施術は30万円以下の罰金

美容師法で「美容師でなければ、美容(理容)を業としてはならない」とあります(理容師法、理容師も同じ)、美容師以外がヘナ施術(人の体の首から上をさわったり、カットなどの施術)をした場合、「免許を持っていない者、または免許を持たずにお店や出張で施術した場合を含め、30万円以下の罰金」が課せられます。

なぜ、こんなわかりやすいことが無法状態で続いているのかといえば・・・

1)ヘナ商品の代金はもらっても、ヘナ施術の代金はもらっていない。
2)頭皮へのマッサージであって、髪の毛には塗っていない。

といった理屈のようです。

1)については、
自宅などでヘナペーストを塗布して(お互いに塗り合うなども)料金を得ても、それはヘナ商品の代金だけを受け取っているということ。だから「業」ではないと言いたいのでしょう。

また、シャンプーなどするとはっきり違法となるため、塗布だけとしているのでしょう。

2)については、
「染める目的」で頭髪に塗布するには美容師免許が必要だけど、簡易なマッサージの目的でヘナを頭皮に塗布する場合は美容行為の対象ではない、マッサージの目的で頭皮に塗布するのは問題ないとしているようです。

ヘナを髪には塗らず、「頭皮だけ」に塗れる技術をぜひ、わたしは見てみたい! なかなかそんな技術を持った美容師に出会えないと思います。

こんな“大人”の事情は見苦しいです。こんなことを考えるのは美容師法、理容師法をしっかり把握できているからでしょう。法律を知った上で破っていることをまわりに、特に子どもたちに堂々と言えるのでしょうか。ヘナの塗り合いっこしている人たちも知った上なのでしょうか・・・。

個人宅を訪問する「ネットワーク販売」によってヘナが広がったのも事実です。だからこそ、そういったネットワークのノウハウを活かし、スレスレのことなどせずにすてきな「ヘナ愛」メーカーになって、よりヘナを広めてもらいたいものです。

手軽に自宅にきてもらってのヘナ塗布をさせて、法律違反の背中を押してしまうようなことはやめましょう。30万円以下の罰金になります。

ヘナを塗布する場所

原則的に、髪を染める目的でヘナを頭髪に塗布する場合、美容行為にあたり美容師免許を持つ人が美容所内で行なわなければなりません。美容室、理容室以外について、サービスすることは禁止されています。衛生面での基準をクリアしなければならないからです。

<例外>

  • 疾病その他の理由で理容所・美容所に来ることができない場合
  • 婚礼その他の儀式に参列する者に対して儀式の直前
  • 山間部等で理容所・美容所がない場合
  • 社会福祉施設等
  • 演劇に出演する者等に出演等の直前の施術

育児中、介護中なども含まれますが、都道府県ごとに違っていて、たとえば東京都では健康で来店できる距離の出張施術は違反です。ロン毛だった小室圭氏が結婚のため一時帰国した2021年10月、自宅に美容師を呼んで髪をカットして話題になりましたが、あれは婚礼の儀式直前ではないのにな・・・と思いました。

個人宅での「業」としてのヘナ施術(出張サービス、ヘナサロン、ヘナ教室と呼ばれている)はどこにあてはまるのでしょう。やはり違法行為です。

無資格者によるヘナ塗布の解決方法は4つ

無資格者による「ヘナ塗布」の解決方法はシンプルです。

1)<ヘナユーザー向け>ヘナインストラクターに法律違反をさせない

「ヘナインストラクター」にヘナ施術は30万円以下の罰金となる法律違反だと伝えてあげることも、ときにはほんとの友情につながったり、ひょっとして”正義”になるかもしれません。ただし、これは対相手、人間関係の中でしっかり考えてのことになるでしょう。

「ヘナ愛」メーカーはまだまだあります。しかももっと良心的な価格です。訪問ヘナの商品はなぜか、高い! 価格からするとなんでこんな質のヘナでこんな値段がするのかと思うことが多いです。

「選ぶ力」をもって、こっそりほかのヘナメーカーの商品に変更してもよいとも思います。法律違反の背中をかなり押しているようなものですから・・・。

2)<メーカー向け>美容師(理容師)免許を持つ人たちを「ヘナインストラクター」として雇う。

「大人の事情」などあれこれ考えることなく、美容師、理容師を雇用することで安心してヘナの普及ができます。信頼できるメーカーとして評判もあがることでしょう。また、日本全体の雇用促進にもつながるかもしれません。

3)<メーカー&ヘナインストラクター向け>人頭にヘナを塗るのではなく、マネキンを使ってのデモ普及にする。

ウィッグだとリアリティにかけるかもしれませんが、これだと問題ありません。

アシスタントの美容師のみなさんも日々、ウィッグでヘアカラーの練習をしています。

練習用ウィッグ、マネキン
4)<ヘナインストラクター向け>わたしのように国家資格(美容師、理容師)を目指す。販売利益をよりあげたいのならなおさらです。

「頭皮」だけのマッサージで髪の毛には塗らない技術をもっているのなら、ぜひ、美容師・理容師資格を取得しましょう。大丈夫です。わたしのようなダメダメ生徒でも53歳で合格できました。もっと年上の方も何人もいました。仕事をもちながらでも十分可能です。美容学校によっては3年間の通信課程で100万円あれば、資格取得も可能だと思います。

美容師、理容師はこの無資格違反問題に声をあげよう!

「ヘナが安全だからできる違法行為」と皮肉にも言えそうですが、美容師、理容師はこの無資格者の法律違反に対して、もっと声をあげてもいいと思います。

なぜなら、私たち美容師、理容師の雇用の機会、利益を奪っているかもしれません。資格取得のためがんばってきた美容師、理容師の「尊厳」を奪う行為だとわたしは考えます。

スレスレな理由をつくってのヘナの普及、よくもこんな理由を考えるものだな・・・と思っていますが、この無資格者によるヘナ施術はずっとくすぶっていることなので、監督官庁の厚生労働省にあらためて詳細に取材をしていきます。30万円以下の罰金の件、メーカーの責任問題もしっかり押さえていきます。

厚生労働省
監督官庁「厚生労働省」
消費者庁
監督官庁「消費者庁」

さらには、安全・安心なヘナを消費者が手にできるように、ヘナ商品の表示方法、ヘナ染め普及の課題なども監督官庁など行政に質問、提案していきます。

「ヘナ愛」で掲載されていないメーカーがまだまだある!

理由考えられること今後について
まだ、メーカー情報を入手できていない。私(山中登志子)が情報に追い付いていない。*引き続き、情報網に目を向け続ける。
*「ヘナ情報」で情報を寄せてもらう。
個人サイト(一人ブログ)なので手が回っていない。時間、技術的、体調などの制限から進捗が遅くなっている。*地道に継続、コツコツやっていく。
メーカーの商品をオリジナル検査、成分分析中。誇大広告、虚偽広告の疑い。
「ヘナ100%」商品にピクラミン酸などの色素が入っていると思われる。
*「グレー」から「黒」になった時点で、「買ってはいけない」商品として認定。
取材、面談を申し込んだが、「検討中」「多忙」などの理由からペンディング状態。*よくわからないサイトなので、協力してよいかわからないと思われている。
*「買ってはいけない」企画者に何を書かれるかわからない。
*本当に忙しい。
*大人の事情。
*気長に待つ。
*さらに「ヘナ愛」を伝える。
*協力できない理由がわかったら、課題として検討。

1)メーカー情報を入手できていない

2)個人サイトなので手が回っていない

3)ただいま、メーカーヘナ商品をオリジナル検査、成分分析中

4)「検討中」「多忙」などの理由から、取材&面談がペンディング状態

以上、4つの理由を考えてみましたが、実際、個人で運営しているため、何百社あるかわからないヘナ会社すべてを網羅することは難しいのが現状です。それでも微力ながら、できうる限り「ヘナ愛」とともにヘナを普及しているメーカーを応援していきます。

    ヘナメーカー名(必須)

    担当者名(必須)

    メールアドレス(必須)

    電話番号(必須)

    お問い合わせ内容(必須)

    感謝を込めて・・・・

    まだオープン前のサイトにもかかわらず、「ヘナ愛」の主旨をご理解いただき、サイトオープン前からご協力いただきました「ヘナ愛」メーカーのみなさま、心から感謝申し上げます。飲水思源いんすいしげん。「日進月歩」を目標にしていきます。


    「ヘナ愛」メーカー (2022年11月3日現在) 

    ナイアード
    エムテック
    エコノワ
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