プロの手にかかるとこんなに違うヘナ染め。
今回はヘナ染め後、インディゴ入りヘナの2度染め「Before & After」を紹介します。
2度染めで施術時間は約2時間。髪、からだ、環境にもやさしいスローカラーです。
<プロヘナ>施術者はエムテック社長、美容師の江口照久さん。
モデルは江口さんの「ヘナ塾」に参加された女性(美容師)です。
ヘナのオレンジ、ハーブカラーで緑茶、濃茶に色変化「before & After」 <使用ヘナ:インド産「HQヘナ」、エムズハーブ「紫紺」>
今回はヘナ染め後、インディゴ入りヘナでの2度染めですが、
「ハーブカラー」と言っているんですね。
ヘナとインディゴのミックス、あるいは1回目ヘナ、
流してインディゴ(ヘナとインディゴのミックス)を塗る
2ステップ(2度染め)と定義づけています。
施術時間はどれくらい?
ヘナ染め45分後、プレーンリンス(予洗)。
その後、紫紺(インディゴ入りヘナ)を塗布、35分自然放置で2時間。
Before
ヘナペーストは「ヘナ100g+ココナッツオイル10g+温湯(60℃)280g」
回転式ミキサーで10分間攪拌。
プレーンリンスで全体をウエット状態してヘナを塗布。
<1ステップ>ヘナ染め45分放置後
ヘナ45分放置後、プレーンリンス。
かなりのオレンジ色で、
はじめてだとびっくり!ですね。
ヘナで強いオレンジになり、初めての方は驚かれます。
お客様に「根元だけオレンジなりますので、驚かないでくださいね」と
事前に、画像を見せてあげるとよいですね。
ヘナでオレンジになった部分へ紫紺(ヘナ:インディゴ=1:4)を塗布 35分放置
2度染めペースト「紫紺(インディゴ入りヘナ)50g+温湯(45℃)150g+微調整(ペーストに「照り」がでるまで加える)」
インディゴ(ハーブブレンド含む)のペーストは乾燥しやすいため、塗布の最中にも、スプレーヤー等で水を加えて硬さを調節。
ヘナとインディゴで塗布に違いがあるのですか?
ヘナは全体に塗布。
インディゴ、インディゴとヘナのミックスは
根元の新生部分のオレンジのみに塗布。
インディゴを全体に塗るとどうなりますか?
ヘナが染まった部分に重ねて塗布すると暗くなってしまいます。
<2ステップ>インディゴ入りハーブヘナを根元に塗布
根元のオレンジに染まっている部分のみへ塗布。35分自然放置。
ネープは白髪率が低くオレンジになっている部分が極端に少ないので塗布せず。臨機応変に対処。
空気酸化により「インディゴブルー」へと変化。
当日の仕上がり状態
「緑茶色」と表現しています。
緑色になっていますね。
直後は緑茶色で、
3~4日後には濃い茶色へと変化していきます。
施術後5日目
空気酸化でしっかり発色。
After
これが、化学物質頼らない天然100%の白髪染めです。
毛髪や身体、環境に優しいスローカラーです。
使用ヘナ:インド産ヘナ + インド産インディゴ入りハーブ(ヘナ:インディゴ=1:4)