編集家&美容師(ヘナ染め専門)
ヘナサイト「ヘナ愛」管理人
「顔が変わる」アクロメガリー患者 + 拡張型心筋症
経歴
基地の街岩国&丙午生まれの編集家、美容師(ヘナ染め専門)
お茶の水女子大学(家族関係学専攻)在学中、女子学生による女子学生のためのホンネの就職情報誌『私たちの就職手帖』を編集。『就職ジャーナル』(リクルート)編集部在籍後、フリーランス編集者&シナリオライター。8年間、『週刊金曜日』(金曜日)編集部在籍。
200万部ベストセラー『買ってはいけない』の企画・編集・執筆者。
月刊誌創刊、化粧品プロデュースを経て、いいもの商品サイト「通販あれこれ」店長、占いスペース「桜」店長。フリーで出版をプロデュースする。
2019年、山野美容専門学校卒業。53歳で美容師国家資格を取得し、ヘナ染め専門の美容師へ。
アクロメガリー(先端巨大症)患者。発症は思春期(16歳頃)。脳腫瘍摘出手術は4度(1988年、1998年、2003年に2度)。2020年に拡張型心筋症とわかる。特定疾患(難病)患者で身障者手帳も持つ。難病の啓もう活動も継続中。
【血液型/太陽星座&月星座/九星/宿曜】AO型/おひつじ座&やぎ座/七赤金星/虚宿
【性格を一言でいうと】お節介でせっかち、でもマイペース
【声】「魔法使いサリー」のよっちゃんと初代ドラエもんを足して2で割った感じ
【日々のルーティン】「法華経」28品の1品読経、ラジオ体操、米麹甘酒を飲む、中国語アプリ10分、ずぼら時短料理、日記(小学3年~)・・・
ヘナ愛@山中登志子 SNS(Twitter、Instagram、Facebook、「ヘナ愛」ブログ)、LINE、ロバミミ「キキジョウズ」
これまでの仕事 ~編集者歴30年+α、53歳で美容師免許取得
大学時代 ~1990年
お茶の水女子大学在学中、女子学生による女子学生のためのホンネの就職情報誌『私たちの就職手帖』の編集にかかわる。就職情報誌ライター。
『就職ジャーナル』(リクルート)1990~1992年
「人気企業3年目社員に聞く8つの質問」、知られざる職人、国家公務員の仕事、健康問題、漫画などの企画を担当。
フリーランス編集者&シナリオライター 1992~1993年
NHK広島にてラジオドラマ「橋の上の再会」放送。
『週刊金曜日』(金曜日) 1993年~2002年
『金曜日』での8年間の思いを1冊にまとめたのが自著「編集者からの手紙~『週刊金曜日』と8年」に書いた
●『週刊金曜日』編集委員 ●『買ってはいけない』 ●メディア&表現 ●表現者&アクティビストたち●電磁波&原発 ●部落&天皇 ●ジェンダー&シングル単位が8年間、こだわってきたこと。
影響が大きかったのは、1999年、企画&編集&一部執筆した『買ってはいけない』が200万部売れたこと。
2002年~
『月刊あれこれ(あれこれ)』2002年立ち上げ。*2008年廃刊決定
化粧品企画&プロデュース会社(萬 Man Co.,Ltd.)2002年立ち上げ。
「通販あれこれ」店長(2004~2010年)
『なっとく!』シリーズで化粧品、酒、水などの生活関連を執筆。
占いスペース「桜」を2008年5月、新宿西口にオープン。2010年4月、東京・新宿御苑に移転。2015年2月にクローズ後、出版、占いコンテンツなどをプロデュース。
美容師(ヘナ染め専門)の道
2016年、山野美容専門学校(通信課程)入学
2019年、美容師資格取得
2022年11月3日、ヘナのポータルサイト「ヘナ愛」を立ち上げる。
2024年1月、X(旧ツイッター)リセット「ルッキズム」スタート
2024年8月26日、YouTube「山中登志子ちゃんねる」開設
主な書籍
自著
*『天然ブスと人工美人 どちらを選びますか? 』(光文社新書) 2009年
*『最強の恋愛を手に入れる占いナビ』(グラフ社)2009年
*『外見オンチ闘病記―顔が変わる病「アクロメガリー」』(かもがわ出版) 2008年
*『編集者からの手紙--「週刊金曜日」と8年』(現代人文社/大学図書)2001年
共著
*『なっとく!のヘアカラー&ヘナ&美容室選び』(彩流社)著者:森田要、山中登志子 2013年、2015年増補版
*『なっとく!の水・浄水器選び』(彩流社)著者:角田隆志、山中登志子 2011年
*『なっとく!のビール・酒選び』(彩流社)著者:長澤一廣、山中登志子 2010年
*『なっとく!のシャンプー選び』(彩流社)著者:小泉まき子、山中登思子 2010年
*『第2の江原を探せ!』(扶桑社)著者:渡邉正裕、山中登志子、 MyNewsJapanスピリチュアル検証チーム 2008年
*『この酒が飲みたい--愛酒家のための酔い方読本』(コモンズ)著者:長澤一廣 山中登志子 2004年 etc
編集企画
*「実践易占い」(説話社)駒村慧瓊 2015年
*若々しい人がいつも心がけている21の「脳内習慣」 (講談社プラスアルファ新書) 藤木相元 2013年
*『天国からの手紙―愛する家族との18年間の霊界通信』(学研)武本昌三 2011年
*『東大に入る名前』(ビジネス社)著者:幻遙 2009年
*『幸せな牛からおいしい牛乳』(コモンズ)著者:中洞正 2007年
*『読む日本国憲法』(現代人文社/大学図書)編: 憲法を読もう会 2004年
*『化粧品成分事典』(萬/コモンズ)著者:小澤王春 2003年
*『こんなはずじゃなかった!―女性総合職300人の体験手記』(JPC)編:(ワーキングウーマン研究所総合職研究会編集) 1993年 etc
編集・企画・取材・執筆 関連
*『プチ事典 読む化粧品』(萬/コモンズ) 編著:萬&山中登志子 2005年
*『浮き足立ち症候群~危機の正体21』(講談社)著者:加藤秀樹 2004年
*『金曜芸能--報道される側の論理』(金曜日)(『週刊金曜日』編) 2001年
*『買ってはいけない』(金曜日)『週刊金曜日』編 1999年 etc
病気のこと~アクロメガリー(先端巨大症)と特発性拡張型心筋症
わたしは「顔が変わる」病気、アクロメガリー(=先端巨大症、特定疾患)患者です。ホルモンの司令塔である脳下垂体に腫瘍ができる病気です。脳腫瘍、ホルモン疾患、おまけに骨の変化で容貌まで変わってしまうこの病と向き合って、40年近くになります。16歳頃発症し22歳、32歳、37歳で2度、計4度脳腫瘍手術をしています。
コロナ禍の2020年には特発性拡張型心筋症だということもわかり、現在身障者手帳を持つ特定疾患患者です(難病)。どちらの難病も発症原因はよくわかっていません。
思春期に脳腫瘍になって、コロナ禍には心臓病にまでなってしまい、こんな人生ではなかった! やれやれ! とほほほほ・・・・・・なのですが、人はそれぞれ、何がしかの「ままならないもの」を持って生きているものです。
仏教では、思い通りにならないもののことを「悩み」だと言っています。わたしの場合、難病という「ままならないもの」に出会ってしまったことで、思い通りにならないことの連続でした。
ホルモン疾患でもあるのでからだがしんどくてやりたかったことができなかったことは数知れず・・・。まわりに心配や迷惑もかけるなどアップダウンの多い人生に悩みは尽きませんでした。
しかし、40歳で病気をまわりにカムアウトしてからのわたしは、勝手にやってきて、なぜか好かれてしまっている“悪友”だと思って難病とつきあっています。
18歳前後に顔が変わって、自分がとっても苦手だった空間が美容室でした。鏡を見るのも写真を撮られるのも嫌で、変わってしまった自分の顔を見ることも耐えられませんでした。
「顔が変わる」病気(アクロメガリー)とつきあって40年。 美のこと、容貌のことといえば美容師です。
先端巨大症という難病と30数年つきあってきました。容貌が変わる病気なので「美」について考えさせられました。難病サバイバーとして、健やかに暮らすことができるようになったこの10年、患者会にかかわってきて、私ができることは何かないかと思ったとき、美容院に足を運ぶことすら気後れした過去を思い出しました。美容師という立場になって、容貌の悩みを抱える彼らをサポートできたらすてきなことだと思うようになりました。そして、学ぶには美容の伝統を受け継いでいる老舗の貴校だと思い、志望しました。(山中登志子)
大学(1990年お茶の水女子大学を卒業)では家族関係学を専攻し、フェミニズムに傾倒していました。もしわたしが病気にならなかったら、それも顔が変わる病気に出会わなかったら、美容師になることはなかったでしょう。そう思うと病気とも不思議な出会いなんですね。
人生何があるかわからない・・・。
「ラッキーもアンラッキーもすべてチャンス!」と言える人生をこれからも送っていきたいです。
「買ってはいけない」(企画・編集・執筆者)でもわかるように、言いたいことも言い続け、アクティブで元気に見えるので、「ほんとに病気なの?」と思われることもありますが、脳外科、内分泌内科、心臓内科(循環器)、漢方医にもお世話になっている難病患者です。
でも、不思議がられ、ちょっとだけ気にかけてもらえるくらいのほうがわたしにはしっくりくるようです。
「ヘナ」にたどりついたのもこの病気、“悪友”と出会ったからです。ときどき病気の話もブログで出てくると思いますが、よかったらおつきあいください。私の原点です。(山中登志子 2022年11月)
「下垂体患者の会」
病気(アクロメガリー)についての詳細は、わたしも会員で、2005年の立ち上げにもかかわった「下垂体患者の会」をごらんください。
「下垂体患者の会」~わたしたちの三つの願い~
1.同じ病の人と悩みを語り合い、病気に立ち向かう知恵と勇気を持とう。
2.病気について、正確で分かりやすい情報を入手でき、気軽に相談できる環境を整えよう。
3.所得や地域の違いがあっても、最善の医療を誰もが継続して受けられるように、諸制度を充実させよう。
難病情報センター
顔&容貌に関するメディア歴(出演、インタビュー、執筆)
テレビ&ラジオ
●日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』「突然 顔が変わった」(2012年7月11日)
●テレビ東京『生きるを伝える』「悪友とともに生きぬく編集者 山中登志子さん」(2010年2月)
●フジテレビ『スーパーニュース』(2006年8月)
●TBS『ニュース23』「『買ってはいけない』大ヒット~それから7年、仕掛け人は今」(2006年7月11日)
●TBSラジオ『下村健一の「眼のツケドコロ」』(2006年6月24日)
新聞
●『日経新聞』「編集家 山中登思子氏 顔を変える“悪友“と25年」(2009年、4回連載)
●『日経新聞』「寄りそうケア アクロメガリー」(2008年11月27日)インタビュー
●『読売新聞』<医療ルネッサンス>「先端巨大症 闘病20年『広告塔になる』」(2006年)
●『東京新聞』「脳下垂体希少病 先端巨大症『早く気付いて』患者の山中さん啓発に名乗り 診断まで平均9年、偏見多く」(2006年6月19日)
雑誌
●『女性自身』中村うさぎ×山中登志子「”顔”ってなに?」対談「オンナをあきらめない女が幸せになる方法を教えます」(2009年4月14日号)
●『婦人公論』石井 政之×山中登志子 対談・生きづらい世の中だけど 「変わった外見」は、”悪友”のようなもの(2007年7月22日号)
●『女性自身』シリーズ人間「逃げてはいけない。容貌を嘲笑う社会から」(2006年10月3日号)
●『週刊朝日』「あの名物編集者が開かした『先端巨大症』」の闘病体験」(2006年8月4日号)
外見オンチカウンセラー
*電話相談【ロバミミ】「キキジョウズ」にて、容貌、顔に関するご相談を受けています。1分110円。